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秋の夜長

2017-09-19 (Tue) 12:50

日中はまだ暑さが残っていますが、朝晩は涼しくなりました。
秋の夜長、みなさんはいかがお過ごしですか。

『罪の声』という本を読みました。
1984年に起きたグリコ・森永事件を題材にしたフィクションで、
たいへん興味深く読むことができました。

グリコ・森永事件が起きたとき、私は19歳の大学生。
事件の発端となったグリコの江崎社長が誘拐された日の夜、
私は近くのコンビニでバイトに入っており、
一晩中騒がしかった覚えがあります。
私がバイトしていたコンビニのカメラに、
怪しい男が映っていて報道されたこともありました。
なによりインパクトがあったのが、
犯人グループが現金受け渡しの指示をする際に、
子どもの声を使ったことでした。
ニュースであの音声が流されるたびにぞっとしたものです。

『罪の声』は、主人公がその声の主だったというところから始まります。
なかなかおもしろい小説でした。

この小説を読んでいて「そうやったん?」とはじめて知ったことがありました。
グリコ・森永事件の終結宣言が出されたのが1985年8月12日。
この日は日航機123便墜落事故が起きた日なんですね。
犯人グループに脅迫された会社の一つ、
ハウス食品の社長が123便に搭乗していていたとか。

日航機墜落事故も、忘れられない大事件でしたが、
まさかの一致に驚きました。
この年、阪神タイガースが優勝。
不思議な1年でした。

『罪の声』を著した塩田武士氏は1979年生まれ。
ということは、グリコ・森永事件が起きた1984年当時は5歳ですから、
当時の記憶はないでしょう。
取材によって書かれた作品なんでしょうね。
さらに塩田氏は、尼崎市生まれで関西学院大学卒業とのこと。
身近なところにすごい人がいるもんです。

にわっち

 

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