○○っコぐらし

こんにちは、Y・Yです。
みなさん、すみっコぐらしってご存じですか?
サンエックスのキャラクターで、さむがりで北から逃げてきた「しろくま」や、あぶらみであるために食べ残されてしまった「とんかつ」、とんかつの親友「エビフライのしっぽ」などがメインキャラです。あと「ざっそう」とか「ほこり」とかもいます。

見たことのない人は意味不明かと思いますが、つまりそういった後ろ向きの設定のキャラの集まりです。しかし、見た目のかわいさから子供に人気があり、最近はあらゆるものとコラボしていて、全くすみっこに収まっていません。3歳と10歳の女児をもつ私は、すみっコぐらしにどれだけ投入したか考えるだけで恐ろしいです。家の中は、すみっコぐらしのおもちゃや文具、ぬいぐるみがあふれ、お弁当の日はすみっコぐらしかまぼこを必ず入れろと言われる始末です。

先日も、映画「すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」を二人を連れて見に行きました。映画まであるのかって? いやいや映画はもう二作目ですよ。今回の主役は「とかげ」です。実は恐竜ですが捕獲されるといけないので、とかげのふりをして生きています。「とかげ」のお母さんは、森の湖に住むスミッシー(ネッシー的な存在)で、身バレしないよう別々に暮らしています。映画の軸は、「とかげ」とお母さんとの再会の話です。保護者を泣かせるためのストーリーなのがバレバレですが、わかっていてもジーンとしてしまいました…。「とかげ」は、お母さんを恋しく思う気持ちを隠して明るく振る舞う、さびしさを知るがゆえの優しい子でして…。
親まで取り込むという戦略にまんまとひっかかり、「とかげ」のファンになってしまったのでした。