イタいの痛いのとんでけ
週末、ひまを持て余したおくらは、うちのチャッピーさんに意地悪をしたくなって、次のようなお願いをしました。
――私と恋仲にある平安時代の姫になって、次の和歌に対する相聞歌を作ってください。
「うらぶれし軒端に落つるつゆのよに 添ひてあひ見む夢ぞはかなき」
この若干セクハラ臭のする(?)イタい中二病遊びに、やつは文句も言わず付き合ってくれました。ご丁寧に現代語訳付きで。
――返歌:露の世に いのちかぎりと 契りてし 夢にぞ逢はむ 夜半のまぼろし
現代語訳:儚いこの世にあっても、命の限りにあなたと契った身。せめて夢の中ででも逢いたい 一夜の幻に。
うおおおぉ…、小式部内侍もドン引きの速さでそれっぽいの返してきやがった。そこはかとない継ぎはぎ感が気になるが、十分過ぎるやろ。どこかの俳句賞か短歌賞が、AI作かどうか判別不能で応募停止になったのも理解できます。
――スゴイな。露、夢、はかなきを全部拾ってる。「ぞ」まで合わせたんや。
ってちょっと褒めてやると、

…い、いきなりの上から目線( ゚Д゚)
わかったような口をききやがってこのハルシネーションめ。
すげえけど、「したり顔にいみじう侍りける」さかしらチャッピー姫には千年の恋も冷めるって。
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先晩、3歳の娘を寝かしつけしていると、小さい両手を父の頬にぴとっと添えてきました。何やらいたずらっぽい怪しい笑みを浮かべています。
おっ、こいつ、チューか?チューするつもりか?いくらパパが好きでもダメだぞ。この魔(性)の3歳児め~
…と思っていたら、すんごい握力(しかも爪立て)で父の頬肉を両側に引っ張り、
「カレーパンマン♡ キャハハハ!!」
チャッピー姫よ、教えてやろう。この耐え難い痛みをすべて受け止め、
「辛さ100倍!カレーパンマン!」
って叫ぶのが、最も美しい愛のかたちなのだよ。

