世界一のマイナス駅
こんにちは。今回初投稿のtoruです。
私は変わった鉄道駅やミュージアムへいくことが好きです。
そこで、今回、初投稿するにあたって、理系チームらしく(?)数学にすこーし関係のある駅のお話をしたいと思います。
昨年5月、私は1週間ほど東北を巡る旅をしました。その旅で、昔から行きたかったある記念館へ行くことができました。
「青函トンネル記念館」
青森県の津軽半島の先端部、津軽海峡冬景色で聞き馴染みのある龍飛岬にある、青函トンネルの工事から完成までの歴史を学び肌で感じられる記念館。その記念館には、かつての工事現場であった坑道まで続くケーブルカーがあり、なんとこのケーブルカーの着いた先の駅が、日本一どころか世界一の駅なのです。
ケーブルカーで約800mくだったところにある「体験坑道駅」。この駅は、海抜マイナス140mにあり、これが世界一海抜の低い地点にある駅なのです。数学で言い表すと、いちばん負の数が大きい駅ですね。
体験坑道駅に降りたあとは、記念館の係員さんの案内により、トンネル工事で実際に使用していた坑道内を20分ほど歩いて見学。工事現場の機具や作業車などが再現展示されており、トンネル内という異空間で、工事作業の過酷さを一部垣間見る事が出来ました。
この記念館並びに駅は、冬季期間は休業しているため、冬の今は行けません。その名の通り、龍が飛ぶがごとくの暴風がふく場所で、私が訪問したときも5月とは思えない体感温度でした。とにかく寒い!

余談ですが、
龍飛岬は他にもおもしろスポットとして、階段なのに国道となっている日本唯一の階段国道(酷道)、ボタンを押すと「♪上野発の〜」と爆音で曲が流れ出す津軽海峡冬景色歌謡碑、等見どころがたくさんでした。
気になった方はぜひ調べてみてください!
私の中で、青森はまた訪れたい県上位となったよ、というお話でした。