早期英語教育?
こんにちは。せんべい返しです。
最近,ブログがほぼほぼ姉の話になっていますが,今回は姉ではなく,その息子(甥)の話です。
姉いわく,甥にはゆるーい反抗期があったそうですが,私に対してはそんなことなく,わりとずっとお茶目ボーイでいてくれる甥。
そんな甥がまだかわいさ全開の幼稚園児だった頃のこと。
子どもたちを連れてきた姉が妙なことを言い出しました。
姉「この子,天才やわ。英語がしゃべれるねん」
ちなみに姉は当時も今も,ほとんど英語が話せません。
実際に見せてくれると言うので見ていると…
姉「○○くん,バナナは英語で?」
甥「ばなぁ~なぁ~!」
この時点で何が起こっているかはだいたいわかったのですが,当時もうすぐ成人式を迎える頃だった私,大人の余裕で静観します。
姉「じゃあ,トマトは英語で?」
甥「とまぁ~とぉ~!」
まだ静観します。
姉「じゃあ,ポテトは?」
甥「ぽてぇ~とぉ~!」
ここまで来たら私も動きます。
私「スイカは?」
案の定,あわてる姉。
まだそれは習ってない,とかゴニョゴニョ言い始めます。
が,甥はそんな姉にはかまわず大きな声で答えます。
甥「すい~かぁ~!」
「自分は英語ができるんだ!」と信じて疑わぬ幼稚園児の,キラッキラの瞳。
もちろん,「スイカは英語でwatermelonだよ」なんて言わず,抱きしめてほめたたえました。
そのおかげもあってか(?),甥は特に英語嫌いになるでもなく(かといって好きでもないですが),現在は無事に大学院生をやっています。
専門はデータサイエンスだそうで,この前「何の論文を書いてるの?」と聞いたところ,「言ってもわからないと思うから…」と言われました(本当にわかりませんでした)。
もし彼が今後,本格的に研究の道に進むなら,外国で発表をする機会があるかもしれません。
そんなときは,今度はちゃんといっしょに英語の練習をしたいなと思った叔母なのでした。