縁ing goes
みなさまこんにちは。ふじみです。
先日、SNSで「今までの人生で経験した、嘘だろと思うような出来事」というトピックが話題になっていました。
多くの方のいろんなエピソードを興味深く読んでいて、
はて私にはそういう出来事あるかいな、とふと考えました。
「交際0日の相手と結婚することにした」
「配偶者が電車に乗っている際、ドアでも窓でもないところから結婚指輪を線路に落としてしまった。その2日後、指輪が無事戻ってきた」
「前の職場で電話を取ったら、某アカデミー賞受賞俳優からの着信だった」
上記はどれも数年前の話ですが、そういえば今年、クリビツテンギョウ(あっ年齢がばれる…。)ほやほやなことがあったのを思い出しました!
2025年春。私はヲタク仲間2人に誘われ、某観光地へ遊びに行きました。
レンタルした着物を着て写真を撮ったりグルメを食べたりする
それはそれは楽しい会でして、集まったのは私を含めて計7人。
誘ってくださった2人の紹介で新たに知り合った4人の方も全員素敵な方で、
すぐに盛り上がって仲良くなれました。
めちゃめちゃ話して笑って大満足で自宅に帰ったとき、私の頭にふっと浮かびました。
「あれ…?私あの子のこと知ってんぞ…?」
その日初めてお会いしたメンバーのうちのひとり(以下、Xちゃんとします)に
どうにも見覚えあったのです。
あの子の顔見たことあるな、あの子の声聞いたことあるな、
あの子のキャラとあだ名に既視感あるな、
って顔と声とキャラとあだ名が同じならそれはほぼ確定で本人だな!?
会ったその場で気づけずにあとからじわじわと思い出すという遅効性想起につき、
いつ確かめようかなーLINEとかで聞くのもなーと思ってるうちに
再度、Xちゃんと2人で会う機会があったので
私は思い切って口を開きました。
「Xちゃんさ、××高校出身じゃない?」「うんそうやでー?」
「△△部に入ってた?」「入ってたよ…?」
「□□のポジションにいたよね?」「えっなんで知ってんの!?」
やっぱりそうだった。
Xちゃんは、私が20年前に高校で常勤講師をしていたときの生徒だったのだ。
真相が明らかになって「マジで!?先生やったん!?」「せやで。同じクラスに○○ちゃんとかいたやろ?」「いたいた!今も仲いいで!」などなどひとしきり盛り上がり、
めっちゃ笑いながら推しのぬいぐるみとともにツーショを撮る元講師と元生徒in大阪城公園。
と言っても、実際に彼女の学年を担当していたり授業を受け持っていたりしたわけではなく、
私が顧問をしていた部活動の、100人強いた部員のうちのひとりが彼女だったのです。
なので接点はさほどなく、Xちゃんは当時の私の記憶があまりなかったようでした(笑)。
(それに当時より体重20キロ増えて見た目変わったしな私…)
Xちゃんは昔から明るくておもろくておしゃれで、
高校生の当時にもっていた個性を失わずに輝かせつづけていたから、
再び出会った今、私も20年も前のことなのに思い出せたのかなーと思いました。
かつて私のことを先生と呼んでいた子と
一緒にカラオケ行ったりお酒飲んだりペンライト振ったりしてることが
不思議で素敵で、縁ってすごいなー続いていくもんだなーと
しみじみ感じる出来事でした。