至上の愛
こんばんは。
今回は、趣味の音楽の話しを。
これまで、中学生の頃以来、
ビートルズ、ストーンズ、ザ・フー、チェッペリン、レイチャールズ、ジャニスにジミヘン、ボブディラン、ボブマーリー、ジャミロクワイ、レッチリなどなどと夢中になって聴いてきて、
音楽は人生に感動や喜びを添えてくれたと思います。
まあ、ロックやR&Bだけでなくて、色々、聴いてきたと思うけど、その中であまり踏みこめなかったのが、JAZZ。
高校生の時に、聴いてみたけど、???。
わけわからない。
それでも、無理して聴いていたような気が。
その後も、そういうのを聴いている自分が好きというキモイ感じで、まあ、あれこれ聴いていたような気が。
まあ、そうやって無理して背伸びすることも、新しい楽しみや価値を発見できる一つの方法や姿勢だとは思う。
その中で、だんだん良さがわかってきて、好きになっていったものもある。
固定せずに、志向したものになっていくのも悪くない。
でも、それはそれであって、純粋な音楽の楽しみではない。
中学生の時に夢中になって聴いていたような、
それを聴かずにはいられない衝動に駆られて、ア〜とかウオ〜とか叫びたくなったりするような、
”あの”音楽にひたるような喜びの体験ではなかったと思う。
ところがつい最近、
ジョン・コルトレーンの、「至上の愛」というアルバムを聴いて、ビクンと来た。
JAZZの大御所の王道中の王道で、だれもが絶賛するアルバムだが、やはりすごい。名盤は名盤。
レコードをかけるとステレオの前から、離れられられない。頭の中にフレーズを流しておきたい。
それを聴くと全身の力が抜けて、良い気分になる。頭がとてもすっきりする。
かっこいいとかわるいか、そんなものとは別もの。ただただ、素晴らしい。
色々な条件がぴたりとあったのだろう。
まさか、こんな体験を音楽で、また再びできるとは思わなかった。
いつ、どこで、何から、どんなものを得ることができるかなんてわかんないなー、
人生、捨てたもんじゃないなー、と思った今日この頃でした。
長くなりましたが、ヨンでした。
ちなみに、コルトレーンは、「至上の愛」を聴く前に「ジャイアントステップ」あたりから聴くことをお薦めします。
興味をもった人は是非。