実験部活動報告書

私と友人たちとで結成している「実験部」(部員3名。男子2名,女子1名)は,創部15年目を迎えようとする,多少歴史ある部活動です。活動内容は,「各種社会見学」と「身の回りにある様々な不思議,疑問を自力で検証」です。

活動例
・京都の某FMラジオはどこまで聴取可能か→須磨での受信確認を最後に,電波途切れる。
・某餃子チェーン店でコンパをするとどれくらい食べられるか→言い表すことのできない量。
・新聞1枚で野宿することは可能か→くるまって寝ると思いのほかあたたかい。
・某ファストフードで全メニュー制覇するといくらかかるか→50000円くらい。
・西宮スタジアムで行われるビッグゲームに一番乗りするには,何時から並べばいいか→始発で駆けつけても誰かが並んでいる。
・家にある小麦粉でうどんは作れるか→らしいものは作れるが,うまくない。
・買ったばかりのドラ○エVIIは,大晦日一日でクリア可能か→鳥の卵が割れたところで日付変わる。
・100均ショップでカレーを作れるか→火を起こせず断念(カセットコンロを導入してクリア)。
などなど……15年もかけた割には,くだらないことばかりしててすみません。

さて,私が実験部の次の活動にしたいと思っていたのは,「カップヌードルごはんは炊飯器で炊けるのか」だったのですが……先日,インターネットを見ていたら,すでにほかの人が同じ発想の実験をしていたのを見つけ,軽くショックを受けた次第です。しかも,「赤いきつねごはん」という,一歩先をいくメニューを開発しており,敗北感でいっぱいになりました。こうなったら,創部15周年に華を添えるために,赤いきつねごはんのさらに先を行くメニューを開発しなければ,と一人で使命感に燃えている今日このごろです。

そんな実験部が創部15周年を迎えるのは2012年。あと4日後です。こないだ正月を迎えたばかりだと思っていたのですが,もう年の瀬とは……と,これにも軽くショックを受けたのでありました。2012年は,赤いきつねごはんの先をいくメニューの開発に加え,少しは世の中の役にたつ実験もしてみたいと思います。

DB#93