病は気から

にわっちです。

この時期、マスクを着用している方をたくさん見かけます。
「花粉症やねん」という方が年々増えているように思います。
毎年、この時期になると「お気の毒になぁ」と思っていました。
そりゃ私だって、多少鼻がむずむずしたり、目がかゆくなったりします。
けど、自分は花粉症じゃない!と信じていました。

小学生のころ、アレルギー性鼻炎と診断され、毎日のように耳鼻科に通っていたことがあります。
なので、アレルギー反応はあるはずです。
しかし、いわゆる花粉症ではない、と自分に言い聞かせてきました。

とはいえ、今年はどうも鼻のムズムズ度が高い気がします。
目もかゆくて真っ赤っか。
検査だけでも受けておくか、とかかりつけの耳鼻科に行ってきました。

この耳鼻科、いつ行っても空いています。
耳鼻科って、だいたい患者さんがたくさんいてだいぶ待たないと診てもらえないイメージがありますよね。
ところがこの耳鼻科は違います。
○ブ医者なのか?
いや、原因はほかにあると思っています。
それは、診断が一刀両断なこと。
患者さんに温情をかけません。
非情なまでに冷たいのです。

この日もすぐに診てもらえました。
私は先生に恐る恐る「花粉症の検査をお願いしたいのですが」と話しかけました。
すると先生はカルテを見ながらこういったのです。

「15年前に花粉症の検査してますね。スギもひのきもほこりもみんな出てます。
今検査しても意味がないから、検査はしません。
薬を出しておきますが、症状が出る前から飲み始めないとダメですよ。」

ばっさり斬られました。
それから、花粉症の症状がひどくなったような気がします。
でも、花粉症と診断されてから15年間がんばってこれたのだから、これからもがんばれるはず。
私は闘います、花粉症と。

それより、15年前に検査を受けていたことを完全に忘れていたのだから、
花粉症より健忘症のほうが心配です。

前の記事

心配事

次の記事

結婚式