道のり

「みちのり」は「道程」とも書きますが、なんとなく私は「道のり」と書くのが好きです。
「道程」と書くと、「みちのり」と読ませられないし、堅苦しくて、なんだか大袈裟な感じがするんです。
今回は、私のこれまでの道のり、ならぬ、駅から会社までの道のりのお話。

阪急電車を降りて線路沿いにずっと東へ駅前のお店に寄ることもなくもくもくと歩きます。
ふみきりが閉まっている時は、車も自転車も止まっているので横断しやすい。
そして川が現れます。川には、大きな口をパクパク開けた鯉たちがいます。
ちょっと鯉たちの様子を見て、また進みます。
住宅街に入ります。そこでの楽しみのひとつは表札を見ることです。
そして、そのおかげで発見がありました。
京都には「掃部」という地名がありまして、これが長年読めなくて困っていたのです。
学生時代の先輩で、実家がここの人がいたんですが、
「この住所読めないでしょ?」とだけ言われ、秘密を明かすことなく卒業されたのです。
そのことがずーっと頭の中に残ったまんま。
そして、ついに、見つけたのです。住所ではなく表札として。
しかも漢字の下にはアルファベットでルビ(?)が!!
こ、これは!!

調べてみると、歴史に詳しい方は読めるのでしょうか、大昔の役職の名称かなにかのようですね。
「かもん」と読むそうです。
私は「♪鼻から牛乳~」の人の「かもん」しか読めません。

いつもの通勤経路、色々な発見を楽しみに歩いています。

yoppi

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