夜更けのモキュメンタリ―

先日、取引先の方とメールでやりとりしました。わけあって朝の6時に連絡したところ、「大丈夫?」と心配させてしまいました。。。

徹夜で仕事をしていた……わけではなく、前の晩、楽しみにしていたとあるテレビ番組の最終話を視聴後、うだうだと考えていて寝落ちしてしまったのでした。(笑)

皆さんは、モキュメンタリーというジャンルをご存知ですか?

ドキュメンタリーの手法で撮影されたフィクション番組のことで、フェイクドキュメンタリーと呼ばれることもあります。

ぼくはこのジャンルが昔から大好きで、古いところだと「ブレアウィッチプロジェクト」という映画や「放送禁止」シリーズなどに夢中になった口です。

最近、このモキュメンタリー界に彗星のごとく登場したテレビ番組シリーズがあり、その名を「TXQFICTION」といいます。この手のニッチな番組をつくらせたら天才的な手腕を発揮するテレビ東京、さすがです!

冒頭の話に戻ると、先日、この「TXQFICTION」の最新シリーズ「神木隆之介」の最終話が放送され、結局この番組の意味はいったい何だったのかをもやもや考えながらリビングで寝落ちしたのでした。翌朝、「パパは昨日風呂キャン界隈だったね」と末の娘に嫌味を言われましたが……

「TXQFICTION」シリーズは毎回、視聴者を試すような仕掛けのある構成になっており、毎回、視聴した人がそれぞれ色々な考察を繰り広げます。

今回の最新作「神木隆之介」もまた、きわめて複雑な構造をもつシリーズでした。

神木隆之介くんがホラーモキュメンタリーを制作しているさまをモキュメンタリーとして見せられるという入子型の構造をしているので、今見せられているのは「神木くんがつくろうとしているモキュメンタリーの噓」なのか、「神木くんのモキュメンタリー制作をモキュメンタリ―として見せようとしている『TXQFICTION』の用意した噓」なのか、見ているうちにゆっくりと混乱していき、しまいにはフィクションでありながら虚実の境界がどんどん曖昧になっていくという、これを書いているぼくも混乱しそうです。

その昔、大学院の修了記念として映画を撮影したのですが、思えばそれもモキュメンタリー的な作風だったなと、
昔をしのびつつ、神木隆之介くんの子役時代ってめちゃくちゃかわいかったなと思いだしたのでした。

「TXQFICTION」シリーズを視聴したことのないかたはラッキー!人生のいろどりがひとつ増えましたね(笑)

「もり」でした。

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