降りないフェリー旅

こんにちは、トンボです。

以前、甥っ子と神戸に行った際に大型フェリーが停まっているのを見て、「あの船の中はお泊り場(甥っ子は宿泊施設をこう呼ぶ)になってるんやで」と教えたところ、「ぼくもふねにおとまりしてみたい」と言うので、その約束をかなえるべく、ついにフェリーを予約しました。

予約したのは神戸港から出ているジャンボフェリー「あおい」の「ふね泊」プラン。

https://ferry.co.jp/news/news-55734/

甥っ子を連れてフェリー泊→到着地で遊ぶ→フェリー泊というスケジュールはまだ厳しいな…と思っていたのですが、これなら夜にフェリーに乗り、夜中のうちに小豆島や高松に着いても下船しないまま神戸港に戻ってくることができるので、ちょうどいい。

港について船を間近で見た甥っ子は、「おっき~い!」と感激した様子。

香川とつながるフェリーだからか、船内の食堂ではうどんのメニューが豊富で、二人でごまうどん、レモンうどん、島うどん(しょうゆせんべいが載っている)を食べました。
うどんにせんべい?と思ったけれど、私も甥っ子もかなり気に入って、お土産用にせんべいを買い込みました。

景色を見ながら楽しめる足湯もあって、人生初足湯を体験した甥っ子は「なんで足だけなん? ぜんぶ入っていい?」と不思議そうでしたが、「気持ちいい、まだ出たくない」と駄々をこねるほど気に入っていました。

船のデッキには人工芝があり、そこでアイスを食べたり、夜中に小豆島の港に到着するのを見たり、眠気の限界まで船内を探検。
よほど眠かったようで、船の音が大きい中で甥っ子が寝られるか心配していましたが、横になった瞬間即寝落ち。

翌朝は早起きしてデッキへ行き、コンテナを積んだトラックが船から出ていく様子をずっと眺めていました。

帰りはタクシーの運転手さんに「ぼくはふねにおとまりしてきました!」と自慢していて、願望を叶えてあげられてよかったです。

次は京成スカイライナーに乗りたいらしい……。