もうひと花咲かせましょう

2008年秋口のアメリカでのリーマンショックを覚えていますか?
ああ、そんなことがあったな、程度に思い出せる人は幸せな人かも。
それに端を発した「世界金融不安」という名の津波にまともに飲み込まれて
しまった同級生の話。
会社の業績が芳しくなかったところへ、さらなる追い打ちとなり、外資系会社の
マーケティングのセクションごと解散。
クリスマスイヴの朝、彼は年収4割ダウンor退職の二択を突き付けられて後者を
選びました。

この未曾有の冷え込んだ景況下の中に放り出されるのは、
まさに、荒れ狂う真っ暗な海に体一つで飛び込むようなもの・・・
それでも、なんとか、「折り合える岸」まで泳ぎ着きたい、とそのときは思っていたのです。

“ハシにもボウにもかからない”状況のまま、漂流生活が続き、今までほぼ四半世紀の間、
ほぼ一貫してそれなりにやってきたつもりの事が、「年齢」という、分厚い壁の前には、
ひとたまりもない現実と、これほどまでに世の中には説得力のない事だったのか、という想い。

「要求されるレベル」も、「そんなヤツ、実際にいるのか?」って思うくらい高く、
「年齢」という、努力のしようもない「条件不適合」で、無限に繰返されるかのような門前払いに
晒され続け、「万策尽きた」感も日々色濃くなるばかり。

大学時代、同じ学科だった男女10数名で、あまり頻繁とは言えないメーリングリストでの
書き込みは、ときには四半世紀前の鮮明な思い出や今の時代のこと、親の介護や子ども
たちのこと、社会のことなんかにわたります。
そんな中、「23ヶ月間にわたって求職活動を展開してきたけど、ようやく、実社会の最前線に
戻る通行手形を与えてもらいました。」との書き込みが昨年末にありました。
HPでは「募集していません」と謳っていたのだけれど、履歴書&職歴書の他に、
今までの業務実績物や「戦略提言メモ」も書いて、社長宛にダイレクトに送る、言わば
「突撃型・ゲリラ戦略」が目に留まり、3回の役員面接と適性試験の末、無事
「採用通知書」をいただけたとのこと。
やはり、この年齢での中途入社は前例がないらしく、お見事!!
その道でもうひと花もふた花も咲かせてほしいものです。

それにしても今は本当に、私たちのようなアラフィフも若い人たちも、みんなが大変な時代だ
って感じます。

☆chiffon-san♪