犬の名は。

ごきげんよう,ジーコです。

みなさんはペットを飼ったことがありますか?ジーコの実家では,これまでいろんなペットを飼っていました。
犬,猫,ウサギ,鳥などなど…

実家が商売をしていたこともあって,ジーコが小さいときから大人になるまで,番犬が常にいました。なので,ロングコートチワワとか,そんなオサレな室内犬ではなく,小さい頃は室内犬に憧れていました。
ここで,ジーコの実家で,室外で飼っていた番犬の名前・犬種・時期を紹介します。(同時期に2匹いたこともあります)

リズ(ダルメシアン):~小学校低学年

ケン(雑種):小学校低学年~中学校

ペル(シェットランドシープドッグ):小学校中学年~高学年

マコ(ゴールデンレトリバー):中学校~大人

リン(柴犬):大人

ちなみに,どれもペットショップなどで購入したことはなく, すべて知人にもらったり,拾ってきたり,高齢の方が飼っていて…だったりです。
個人的にはマコとリンが好きです。笑

ただ,外で飼っているので,やっぱり室内犬がほしいーという時期がありました。
そして,そんなチャンスが小学校のときにやってきたのです。

あれは確か小学校高学年のときだったと思います。
親戚か知り合いか忘れてしまいましたが,シーズーの赤ちゃんが生まれたんだけど,いらないか?と。

こんなチャンスありませんやん!母(レイコ)も,もちろん欲しいと。
名前はどうする?ジョリーとかパトラッシュみたいに洋風な名前がいいよね。
と,みんなワクワクしていたのです。

が!

ここで祖父(キヨシ)からまさかの「待った」がかかったのです。
キヨシは,犬は大好きなのですが,シーズーをくれるという話が出たとき,すでに2匹の番犬(ケンとペル)がいたのです。
なので,今2匹いるからこれ以上はダメだ!と。

ただ,キヨシ以外はみんなシーズーを迎え入れたく,何度もキヨシを説得しました。
そして,一緒に住んでいた家族だけなく,キヨシの娘(マサコ)からも説得してもらい,条件付きということでシーズーを飼っていいということになったのです!

そう,条件付きで。

ふつう,ペットを飼うときの条件といえば,毎日散歩に連れて行くとか,ご飯をあげるのは誰々がするとか…
そういうのが多いのですが,キヨシが出した条件は,「名前はタローにする」でした。

室内犬は欲しい。。。
でも…タローって,全然洋風ちゃうやん。。。。
室内犬=オサレと思っていたのに,その名前がタローって…
オサレじゃない!!
なぜタロー!?

キヨシ曰く,タローという名前はキヨシが若い頃に飼っていた愛犬の名前だそうです。
歴代でいちばん好きな愛犬だそうで,その名前にするのであればOKだと。
ということで,室内犬への憧れを叶えるべく,洋風な名前は諦めて,無事,新たな家族としてタロー(シーズ)が加わりました。

実は,タローのもらい手を探していたとき,同時にタローの兄弟ももらい手を探していて,そっちはマサコがもらうことになりました。
ちなみに,当時マサコの家には,リズの子どものリズコがいましたが,キヨシの娘ということもあり超犬好きで,アランという名前でマサコの家に行きました。
マサコは,タローの名前をドロンにしたかったらしいです。
(アラン・ドロンとしたかったと)

そして,月日は流れ…ジーコが中学生の頃だったと思います。

家族で話をしているときに,タローを迎え入れたときの話になりました。

「 あー,そうそう,俺がタローって名前ならいいって言ってんよな。」
とか,タローを迎え入れるときの話していたら,
キヨシが「そうそう,昔飼っていたタローの写真,今でも財布に入れて持ってるわ」と言い出しました。

キヨシが溺愛していたタローも見てみたいじゃないですか。
そして,みんなで写真を見ました。
白黒の写真でしたが,かわいらしいワンコだったと思います。
(犬種は覚えていません)

そしてキヨシは「ちゃんと名前も写真の裏に書いて大事に持っているねん。」
といい,写真の裏も見せてくれました。

そこには,黒のボールペンでしっかりと「ジロー」と書かれていました。

キヨシ…

あの写真を見て,もう30年近く経ちますが,今でも黒のボールペンでかかれた「ジロー」の文字,はっきり覚えてます。

ジーコでした。

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