あなたのあだ名は何ですか。

こんばんは。
おたかです。

今さらですが,おたかはこのホームページ上でのあだ名です。
「おたか」は名字から私が名付けましたが,実際の小中学校のころは,
下の名前に由来するあだ名でした。
(仮に下の名前をJ子とさせてください。)

みなさんは,どんなあだ名でしたか?

うちの地域の特徴だったのか,小学生のころは,
女子でもかわいい感じとはほど遠いあだ名がほとんどでした。

理想は,「ゆいちゃん」とか「かおり~」など,下の名前のちゃん付けや呼び捨てに憧れていたのですが,
クラスの中でそんな風によばれているのは,1割もいなかったです。

たとえば…。

・福島さん→ふっくん(「ふく~」や「ふくちゃん」ではない)
・山下さん→やんまん(「やまちゃん」や「やまー」,「やまぴょん」ではない)
・百元さん→ひゃっくん(これは名字がめずらしいがゆえですかね)

地域柄なのか,どうしても「っ」や「~ん」で終わりたかったようです。

たまに下の名前からあだ名をつけられることがあっても,

・かずはちゃん→かぁー(アクセントはカラスの鳴き声の「カァー」です。)

放課後公園で遊ぶとき,みんなカァカァ叫んでました。
何故,「かず」という呼び方をだれも思いつかなかったのか…。

そのような環境のなかで,私が小1でつけられたあだ名は,
「Jべえ」でした。
何故「べえ」をつけられてしまったのか…。

「え」の発音もしっかりします。「べ」で高くなって,「え」で下がります。
ですので「じゅんぺー」くんのようにさわやかな発音ではなく,
ベタベタの大阪のアクセントで,「Jべえ」です。

そして小学生は,連想ゲームが好きなので,あだ名に似たような流行の言葉があると,
一時そちらに変えて,おもしろがって呼びますよね…。

私もそのえじきになりました。

小1→ソウルオリンピックで,ベン・ジョンソンが大活躍→「べ」しか同じじゃないのに,
一時あだ名が「ベンジョンソン」になる。

小3~4→社会の「地域の発展につくした人」の学習で,大和川の整備した「中 甚兵衛」さんについて
勉強する→「Jべえ」と「じんべえ」が似てたので,一時あだ名が「じんべえ」になる。
そして放課後公園に遊びに行くと,男子だちに「じんべえが公園で川つくりに来たぞー」とからかわれる。
→私「うるさいわっ!」の繰り返し。

小5~6→バラエティで高木ブーさんのかみなり様が人気になり,ちょうどそのころぽっちゃりしていたので,
「かみなりさまが来たぞー!」とからかわれ,「高木ブー」が一時的なあだ名になる。

というマイナーチェンジを繰り返しながら,基本は「Jべえ」とよばれておりました。

中学になってからも,同じ小学校から上がってくる同級生が半分しめていたので,
思春期に突入しても「Jべえ」と呼ばれてました。
もうそのように呼ばれるのが当たり前だったので,嫌ではなかったんですが,
高校受験のとき,ふと思ったのです。

「うちの中学から,この高校を受けるのは,私一人…。
これはあだ名を変えるチャンス!!」

本当は,私だって「光希!」「茗子!」のように呼ばれたい!
そのような願望がわきあがりました。

そして,高校入学。
最初が肝心だと気合いを入れていた私は,
周りに「J子って呼んで!」と言いまくり,見事念願のあだ名を手に入れたのでございます。
きっと「何この子,はりきって…高校デビューか?」と思われてたでしょうね…。

それから,大学でも「Jちゃん」で統一してよばれるようになり,あだ名に振り回されることは
なくなりました。

余談ですが,大学4回生のときに小学校の同窓会があったのですが,
そのとき,みんな私のことを「Jべえ」と呼ぶのに抵抗があったようです。
「大人の女性に対して『べえ』ってなあ…」と言っていた男子。
あんた,成長したね!

でも,みんないきなり私のことを「Jちゃん」と言うのは恥ずかしかったらしく,
結局「Jべえ」と呼んでました。
居酒屋で「Jべえ」と連呼されるのは少し恥ずかしかったですが,懐かしさもありました。

あだ名って,おもしろいですね(^^)/