身近な数学

「数学」って、中学・高校で勉強したぐらいで、
あまり関わりがないものだと思っていたんですが、
意外と身のまわりで数学が使われているんですね
最近、4歳の息子があるものにハマっていて、あるとき、
質問されたことがきっかけで、身近な数学を知ったんです。
僕が知らなかっただけで、みんなは知っているかも
「パラボラアンテナ」って、みんな聞いたことがあると思います。
衛星放送を受信するときに使うもので、おわんのような曲面がありますよね。
このおわんのような曲面は、数学用語を使って表現すると、
「放物線を対称軸のまわりに回転させてできる曲面」になっています。
※ちょっと難しい
その曲面には、軸に平行に進んできた電波や光を反射させ、
1点に集める性質があって、この集まる点を焦点といいます。
※さらに難しい

この焦点に受信器を置くと、遠くからきた弱い電波でも多く集めることができ、
強い電波となるようです。
こうして家庭のテレビなどに送られるんですね。
すばらしい

あるとき、息子が、
「懐中電灯はちっちゃい光なのに、どうして明るいの」
って、聞いてきたんです。
いい加減に答えるのもいかんなあと思い、調べてみると・・・。
実は「パラボラアンテナ」のときの原理を逆に応用したものが
懐中電灯のようなのです。
豆電球(焦点)から出た光は懐中電灯の反射鏡(曲面)にあたって、
軸に平行に反射するから、明るく照らすことができる!
みたいです。
ほ~、なるほど と思いました。
こうやって考えると、まだまだ身近で見られる「数学」って、
意外とありそうですね
ただ、このおもしろさを4歳の息子に伝えるのは、
なかなか難しいものがありますが・・・
とし